水道の水が飲める国というのは世界で10ケ国。アジア諸国で蛇口から直接水が飲めるなんて、日本とアラブ首長国連邦の二カ国だけ。ヨーロッパではドイツだけ。驚きですよね。だからミネラルウォーターをレストランに行くと買わされる。日本では水はタダ。海外から来た方はまずこれに驚くと言います。中国人が日本の水源の近くの土地を買い漁っているのもわかりますが。じゃぁなぜ中国の土地を日本人は買えないんですか、誰か知ってる人教えてください。
水道の蛇口だけでなく、日本では井戸水も飲めてしまう。昔は板宿にもたくさんの井戸水を汲むところがありました。今でもお店のすぐ近くの板宿小学校の運動場には井戸があります。1995年の阪神淡路大震災の時には、この井戸水で水分補給して助かった人は多かったですね。神戸では地域によっては、炭酸水がタダで飲めてしまうんです。
そんな水の国・日本を代表する綺麗な河川といえば
一度は日本一の清流と呼ばれている四万十川にサイクリングに行きたいと考えていました。数十年前、滝川高校の生徒さんでサイクリング車を買ってくださった方が、たまたまそれを聴いてくださり「それじゃぁ四万十へサイクリングに行きましょう」「なんなら原点、つまり川の水が湧くところへ行って水飲みましょう」と。
清流の原点はちょろちょろ流れる滝
まず高知県高岡郡津野町船戸の清流の原点へ。清流を保つために人を寄せ付けないための名前なのか、標高1337mの不入山へ。四国はみなさんご存知のお遍路さんの場所、全国各地からお遍路巡りへと来られる聖地。
ここで看板とかの名前が四万渡川となっているのに気づく。過去は「渡川」が正式名称、今でも水系名称は「渡川」となっている。地域の人にお伺いすると、沈下橋を生きてる間4万回も渡るから「四万渡川」と言うと。
龍のすみか、霊気漂う滝へ
長山940mへ登る古川大道の林道沿いにある滝が龍王の滝。その名の通り龍が滝を登るが如くの姿。「僕ら滝川高校ですから、滝は観なくては。滝川高校は長州藩のマッチ王・瀧川さんが創設した学校。薩長土肥やもんなぁ、高知はえいねぇ」

シマノのカラーのサイクリングウェアでちょっとオシャレな自転車屋のオヤジさん